欧州理事会は27日声明を発表し、当面のウクライナ情勢が日増しに悪化しつつあることを受けて、EU加盟国の指導者はロシアに対する追加制裁を検討するよう呼びかけました。
声明は、ウクライナ東部のマリウポリの居住区で24日に砲撃を受けたことを非難したうえで、「ウクライナ東部の民間武装勢力に対するロシアの支持が増え続けている証拠がある」と指摘しました。さらに、ロシア側に対し、ウクライナ東部の民間武装勢力の行動を非難し、停戦を目指すミンスク協定の実現を着実に実施するよう呼びかけました。
声明はまた、来月に開かれるEU外相会議では、ウクライナ情勢を評価したうえで、ロシアに対する追加制裁の可決を検討し、ミンスク協定の全面的かつ早急な実施を促していくと明らかにしました。(01/27 Lin、Kokusei)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |