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 中国でネット銀行が発展、難度が増す金融改革

2015-01-21 15:25:15     cri    

 中国のインターネット大手、騰訊控股(テンセントホールディングス)が出資する民営のネット銀行「ウィーバンク(Webank)」はこのほど試験営業を開始し、注目を集めています。ネット銀行の発展に伴い、伝統的な金融機関の運営方式、金融インフラの整備、管理方式などにおける大きな改革が必要とされ、金融改革は難度が増しています。

 長年、伝統的銀行業務は毎年数兆元もの利潤を出し、日常業務も惰性的な繰り返しに陥りがちです。利用客からは窓口で待つ列が長すぎる、またサービスが悪いといった文句が出ています。しかし、銀行業は独占的な地位を保っており、外部競争がなく、革新の動力が不足する状態が続いています。

 ここ数年、ネット金融機関の進出にともない、伝統的銀行業務に危機感が芽生え、既存の金融制度における改革や、金融インフラの整備が加速しています。

 ウィーバンクは顔認証技術を利用した本人確認システムを導入しました。昔、国家の監督管理層がこのような提案を許可することは考えられないとされていました。現在、金融業改革が奨励され、銀行業のモデルチェンジが推進される背景の下、顔認証による口座開設が現実となる日も近いと言われています。(殷、林) 暮らし・経済へ

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