中国遼寧省瀋陽市大東区。タクシーの横を木製の自動車が走り去るー。これはエコ時代の大発明か！と、街中を驚かせているのが、この町に住む劉福龍さん。木製自動車を手作りし、話題となっています。

　大工の仕事をする劉さん。去年8月から、資料を調べたり、研究したりして、木製の自動車を作り始めました。制作に約３カ月間。１万元（約20万円）の費用をかけ、全長1.6メートル、幅1.2メートル、重量200キロを超える木製自動車が2台完成。なんと、１回の充電で２０kmほど走ることができ、最高時速も約40キロが出せるという、本格的な"自己流"自動車に、運転する劉さんもご満悦の様子。（藍、山下）　暮らし・経済へ