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中国外務省の華春瑩報道官は1日、中国にある旧日本軍の遺棄化学兵器の処理問題において、ここ数年、一定の進展が遂げられたとしながらも、「日本に対し、廃棄を更に加速するよう求める」と明らかにしました。
吉林省敦化市にあるハルバ嶺地区で先月30日、日本軍の遺棄化学兵器廃棄作業が始まりました。1日の定例記者会見で華報道官は「中国で化学兵器を遺棄したことは、日本軍国主義が中国侵略において犯した重大な罪の一つだ。戦後70年近く経った今も、遺棄化学兵器は中国において、関連する地域の人民の生命や財産、生態環境の安全を深刻に脅かし、損害をもたらしている。日本政府の「化学兵器禁止公約」と、中国における旧日本軍の遺棄化学兵器の廃棄に関する覚書に則り、中国に存在する遺棄化学兵器の迅速な廃棄を、中国はいつも要求している」としました。
また、「ここ数年、中国の協力の下で処理事業は一定の進展を遂げた。中国各地で200回余りの調査と確認、発掘と回収、識別と詰め込みが実施され、約5万発が回収されたが、中日双方が作った計画より、はるかに遅れている。日本側は人やモノを更に投入し、旧日本軍の遺棄化学兵器の廃棄を更に加速するよう求める」と述べました。(白昊、山下)
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