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マカオ特別行政区の統計調査局がこのほど発表したデータによりますと、今年第3四半期のマカオの域内総生産(GDP)は前年に比べ実質2.1%減少したことが明らかになりました。マカオ経済にとっては、四半期ベースで5年ぶりのマイナス成長となります。マイナス成長の主な原因はサービス輸出の大幅減によるものだとし、中でも、ゲーミングサービス輸出の減少が続き、12.3%の大幅減となったとしています。これに対しマカオ経済学会の柳智毅理事長は、「第4四半期もマイナス成長の可能性がある」と分析しています。
柳理事長は「マイナス成長の主な原因は、連続5ヶ月で下落しているゲーミングの収益の影響だ。そのうちの3ヶ月は第3四半期内のことで、季節調整は想定内だ。第4四半期もマイナス成長の可能性がある」と述べました。
柳理事長は「マカオのゲーミング業は調整期に差しかかっている。来年のマカオ経済に対しては楽観的に見ている。来年は新たなカジノ施設が完成し、マカオの経済発展に有利だ」と話しました。(劉叡、林)暮らし・経済へ
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