中国科学院の第4回人材開発を考える日にあわせて「百人計画」実施20周年交流シンポジウムが25日、北京で開かれました。中国科学院の白春礼院長はその席上で「ここ20年で、中国科学院は優れた人材2200人以上を育ててきた。これからは、国内外の人材に向けて新しい『百人計画』を実施する」と話しました。

　「百人計画」は、中国で最も早く実施された高い目標・基準・支持を誇った人材の招聘と育成の計画として、重要な役割を果たしてきました。ここ20年間、中国の科学技術分野における人材の規模は世界一になり、総合的なレベルとイノベーション能力が大幅に向上しました。

　中国科学院は「『率先行動計画』すなわち改革の全面的深化の綱要」を制定しました。白院長の紹介では、中国科学院は国家のハイレベル人材の育成を今後の重要な任務に据え、「百人計画」を見直して「新百人計画」を全面的に実施する方針だということです。この新しい計画はイノベーション研究院、イノベーション・センター、ビック・サイエンス研究センター、特色研究所の4機関の需要に応じて、科学技術分野のエリートの招聘と育成に重点をおいて行われるということです。（殷、小山）暮らし・経済へ