国務院弁公庁はこのほど、「エネルギー発展戦略行動計画（2014－2020）」を発表しました。この「行動計画」では、2020年までの中国におけるエネルギー発展の全体目標、戦略的方針、重要課題が明確にされるとともに、エネルギーの革新的発展、安全な発展、科学的発展の促進に向けての指示が書かれています。

　「行動計画」によりますと、「エネルギーの供給と安全はわが国の現代化の全局に関わることだ。節約、クリーン、安全という戦略方針を堅持する。節約を最優先にする、国内を立脚点にする、グリーン化や低炭素を実現する、革新を推進するという4つの戦略を重点的に実施するとともに、クリーンかつ効果的、安全、持続可能というエネルギーシステムの構築に力を入れる」とのことです。

　「行動計画」はまた、わが国のエネルギー発展の5つの戦略的課題を明確にしています。それは、エネルギー自国確保能力の増強、エネルギー消費改革の推進、エネルギー構造の合理化、エネルギーに関する国際協力の開拓、エネルギー科学技術の革新の5つです。

　（hj　小山）暮らし・経済へ