第10回中国国際航空宇宙博覧会=珠海エアショーが、中国空軍誕生65周年にあわせて11日から16日にかけて南部都市珠海で開かれます。このエアショーでは、新型ステルス戦闘機「殲31(J―31)」から国産新型輸送機「運20(Y-20)」までと、超音速巡航ミサイルCX-1から第三世代地対空ミサイル「FD-2000」まで、中国の最先端技術が集中的に披露されることになります。
中国空軍の申進科報道官は「次世代主力戦闘機の殲10(J―10)のほか、空軍のパイロットが国産大型輸送機運20(Y-20)、早期警戒機空警 2000(KJ−2000)、空警 200(KJ−200)などを使ってデモンストレーション飛行を行う。空軍が現在使っている装備が、初めて集中的に展示される」と発表しました。
今回のエアショーには、中国兵器工業グループから6種類の製品が出展されます。中国製 1200馬力エンジンを搭載した「VT4」新型輸出向け戦車、遠距離、中距離、短距離の射程をカバーできる155ミリメートル自走榴弾砲システムと遠距離ロケットシステムは初公開になります。
中国航天科工グループからは、オールラウンドといわれる自主開発の第三世代地対空ミサイル「FD-2000」が出展されます。これは、各種類の戦闘機、精密誘導兵器、戦術弾道ミサイルを迎撃できることから、強い単独作戦能力と地上・空中防衛一体化のコントロール能力が知られています。(殷、keiko)暮らし・経済へ
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