インドネシア訪問中の中国の王毅外相は3日ジャカルタで、インドネシアのルトノ・マルスディ外相と会談しました。
外相は「中国とインドネシアは全面的な戦略パートナーであり、発展途上の大国として、両国の共同利益および発展途上国の正当な権益を守り、地域と世界の平和と安定を維持するとともに、より公正かつ合理的な方向にむけて国際秩序の発展を推進していくべきだ」と指摘しました。
また、両国の実務的協力について、王外相は、海洋やインフラ、総合的な産業パーク、エネルギー・資源の開発、農業、ハイテク、安全保障・テロ取締り、人的・文化交流、国際問題と地域問題における協力という9つの重点分野における協力を強化していく構想を打ち出しました。
ルトノ外相は、「インドネシアと中国がお互いを尊重し、平等に付き合う良好な二国間関係を発展させることは、両国と両国国民の共同利益に合致するだけでなく、地域や世界の平和・安定・発展にもプラスとなる」と述べ、中国側と共に努力し、両国の全面的戦略パートナーシップを絶えず推進していく姿勢を示しました。(ZHL、小山)国際・交流へ
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