第27回世界仏教徒会議世界大会が16日午前、陝西省宝鶏市で開幕しました。30余りの国と地域の高僧、国内外の来賓及び仏教徒4000人余りは釈迦牟尼（シャカムニ）の指の仏舎利が祀られている仏教聖地・法門寺に集まり、共にこの世界仏教界の大会を盛大に祝いました。中国共産党中央政治局常務委員会委員でもある全国政治協商会議の兪正声議長は大会に祝電を寄せました。

　兪議長は祝電の中で、「人類の歴史において、異なる文明の間で交流と融合を深め、お互いに学び合うことに対し、仏教は見事な手本を示しており、各国人民の友情促進にとって重要な架け橋となっている。今大会は『仏教とチャリティー』をテーマに、仏教の慈悲の心と実際の行動を十分に表し、人類の幸福増進という各国仏教徒の共通の願いがこめられ、非常に重要な意義がある。古くから受け継がれてきた人類文明の知恵の結晶として、仏教は現代の人々が直面しているチャレンジに重要なヒントを与えてくれるだろう。各国の仏教界が手を携えて、願いを行動に移し、各国の人々の相互理解と相互信頼を深め、異なる文明の交流を促し、世界の恒久的平和と共同繁栄の促進と、全人類の幸福増進に新たな貢献を一層果たしていくよう期待する」と述べました。（洋、kokusei）国際・交流へ