日本高等教育学会の金子元久教授と中国の華中科技大学の李培根院士(科学分野の最高称号)が、それぞれ基調講演を行いました。
金子教授は欧米と比較する形で、日本の高等教育を振り返り、大学進学率の向上に伴い、大卒者が低賃金の職に就いている現状などを指摘しました。さらに現在は高校生の汎用知識や自主学習の熱意を大学入学審査に採り入れることを研究していることを明らかにしました。
李培根院士は中国の高等教育の現状を説明したうえで、90年代以降中国の高等教育が大きく成長し、現在、8割近い学生が高等教育を受けることができることを紹介しました。
フォーラムに参加した日中協会の白西紳一郎理事長は、教育面での交流が、中日の関係改善につながることを期待していると話しました。(閣、山下) 国際・交流へ
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