台湾の元指導者李登輝氏はこのほど日本を訪れ、日本版「台湾関係法」を支持する言論を発表しました。これを受けて、中国国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は24日、定例記者会見で「この者の演技は彼の一貫した本性をあらわにした。台湾メディアが報道した通り、日本の右翼は『台湾独立勢力の命』を救えない」と話しました。

　馬報道官はまた、両岸関係の平和的発展を絶えず推し進め、中華民族の偉大な復興を実現させることが大勢の台湾同胞の利益と福祉につながると強調しました。

　今後台湾がスコットランドのように独立の賛否を問う住民投票を行う可能性について、馬報道官は「台湾問題はスコットランドの問題と完全に異なる。我々は一貫して一つの中国という原則を堅持しており、『台湾独立勢力』による国家分裂に反対する立場は変わらない」と答えました。（殷、小山）