インドを訪問中の習近平国家主席は18日、ニューデリーでインドのモディ首相と会談し、「中国はインドを長期的な戦略パートナーと見ており、今後はさらに緊密な関係を構築したい」と述べました。
習主席は、両国の指導者の戦略的なリーダーシップを活かし、政府間の相互訪問を続け、各レベルの交流を強化すること、国境問題において引き続き友好的な交渉を通じて、公平で双方とも受け入れられる解決案を探り、それまでは国境地域の平和と安定を守り、国境問題が両国関係に影響しないよう確保すること、中国インド文化交流計画を共につくり、互いに文化センターを設置し、今後5年に年間200人規模の青年相互訪問を実施すること、バングラデシュと中国、インド、ミャンマーの4カ国の「経済回廊」の建設を加速し、「シルクロード経済ベルト」「21世紀海上シルクロード」、アジアインフラ投資銀行などの枠内での協力を行い、地域経済一体化などを推進すること、国際的な場で連携を強化し、国際関係の民主化を共に推進し、発展途上国の共通した利益を守ることなどを提案しました。
また、習主席は「モディ首相の故郷であるグジャラート州の訪問は印象深かった」と述べたうえ、「今度の中国訪問の時に私の故郷、西安を訪れてほしい」とモディ首相を誘いました。モディ首相は習主席の招きに応じ、来年中国を訪問したいとしました。
さらに、モディ首相は「チベット自治区は中国の領土の一部である。インドは、チベットの人がインドで反中国の政治活動を進めることを許さない」と強調しました。
会談後、両首脳は経済、金融、輸送、税関、文化などの分野における協力文書の調印式に出席しました。(鵬、kokusei)
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