2015年ミラノ万博中国館の着工式が4日、万博会場で行われました。これは中国が初めてパビリオン建設の形で海外の万博に参加することです。「希望の野原、命の源」をテーマにした中国館は面積が4590平方メートルあり、万博会場でドイツ館に次ぐ二番目に大きいパビリオンです。

　ミラノ万博中国館の王錦珍総代表は着工式で、「2015年は中国イタリア国交樹立45周年に当たり、双方は中国のミラノ万博参加を高く重視し、中国の出展はこのほど両国首脳に合意された重要な共通認識によるものだ」と述べました。

　これに対し、ミラノ万博のイタリア総代表サラ氏は、「中国はミラノ万博の重要な協力パートナーであり、中国の運営機関はすでに100万枚の万博入場券を完売した」と高く評価しました。

　ミラノ万博は2015年5月1日から10月31日まで行われ、2000万人の来場者が予想され、「地球に食料を、生命にエネルギーを」テーマにしています。（09/05　Lin,　Kokusei）　国際・交流へ