中国国務院はこのほど、「近頃の東北振興支援に関する若干重大政策と措置への意見」を発表しました。「意見」は、東北地域の振興と発展の成果を固め、発展難題の突破に取り組み、内的発展によって東北経済を推進していく重大政策と措置をしっかり実施していくことを求めました。

　東北地区など古い工業基地の振興戦略が実施されてから、東北地区の経済と社会の発展は大きな成果を収めた一方、新たな課題にも直面しています。

　そのため、「意見」は11の面における35の政策措置を提出しています。1、市場活力の激発に力を入れる。2、東北地区にある国有企業と国有資産の管理システムの改革をさらに深めていく。3、革新による発展をしっかり実施する。4、産業の競争力を全面的に引き上げる。5、農業の持続可能な発展を強める。6、都市発展のモデルチェンジを推進していく。7、重大なインフラ施設の建設を加速する。8、民生を確実に保障し、改善する。9、生態環境の保護を強化する。10、開放と協力を全方位的に拡大する。11、政策による保障と実施を強化する。

　また、「意見」は職責に基づき、指導を強め、密接に協力して、実施細則の研究に取組んでいくよう各関連部門に要求しました。（Katsu、Kokusei）暮らし・経済へ