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WHO・世界保健機関が15日声明を発表し、一部の薬や治療法がエボラ出血熱感染を予防し治癒できることはデマであり、安全性や有効性などが最終的に確認されたエボラ出血熱用ワクチンが2015年前に誕生することはないと明らかにしました。
WHOの声明によりますと、有効性があると考えられる一部の薬剤はいま研究開発の段階にあるものの、数十年来行われてきた科学的な研究の中で、安全性と有効性のある薬剤や治療法は現在に至るまで確立されていないということです。
目下、WHOはエボラ感染者の命を救うため、未承認の試験用治療薬の投与を容認しました。しかしこれら試験薬の供給には限りがあること、さらに人体による臨床試験を行っていないことや監督管理機関の許可を得ていないことを周知させる必要があります。
これまで流れたエボラ出血熱の予防や治療に関するデマは、完全に「盲目療法」だとWHOは否定しました。具体的な例では、大量の塩水を摂取すれば、エボラ感染を予防できるというデマによって、少なくとも2人のナイジェリア人が死亡したということです。(08/16 Lin,高橋敬)国際・交流へ
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