司徒喬の作品を観賞している女性
中国中央美術学院の主催による「涙ぐんで描く-司徒喬による芸術世界の愛と恨み」というテーマの展覧会が8月5日、北京の中央美術学院美術館で開幕しました。展覧会は司徒喬がかつて日記に残した「涙ぐんで描くのか、愚か者よ、芸術という牢屋で人生を歩む」というテーマで司徒喬の油絵、竹筆絵、水彩の絵、挿絵、下絵などが展示されています。
司徒喬は1902年に広東省開平市の貧しい農家に生まれ、58年に亡くなりました。彼の創作は生涯、最下層の人々をテーマとしていました。社会の不正と貧しい人々への共感を訴えた司徒喬は「人民芸術家」と称されました。
展覧会は9月10日まで行われます。(トントン、小山)
司徒喬の作品を撮影する来場者
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