中国の四川省成都市と日本の山梨県甲府市の友好都市提携30周年を記念するイベントが29日に成都で行われました。式典に参加した日本自治体国際化協会(CLAIR)北京事務所の西平隆樹さんが会場の様子を伝えるリポートを寄せてくれました。以下はその内容です。
今年は山梨県甲府市と四川省成都市が友好都市提携を締結して30周年の年に当たります。これを記念して、29日、成都市において「甲府市・成都市友好都市提携30周年記念の夜」が開催されました。
開催にあたって、朱志宏・成都市副市長から「論語に『三十にして立つ』とあるように、甲府市との友好関係も成熟してきた。本日の式典は過去30年の振り返りでもあり、美しい未来への展望でもある。これを契機に両市の友好関係をさらに発展させていきたい」と述べました。また、宮島雅展・甲府市長からは、成都市の協力を得て市内動物園にジャイアントパンダを展示したことなど、30年間の友好関係を深めてきた経緯に触れ、今後も更なる両市の友好関係の促進を期待したい、と述べました。
挨拶ののち、甲府市立商業高校ソングリーダー部によるパフォーマンス、甲府市市民交流団による琵琶・三味線の演奏、日本舞踊と茶道が披露され、成都市側からはピアノ演奏、バレエ、川劇などが披露されました。すばらしい演目を楽しむ夕べはあっという間に時間が経ち、終了後、会場は大きな拍手で包まれました。国際・交流へ
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