中国外務省のオフィシャルサイトに、1日、外務省国際経済局の張軍局長の文書が掲載されました。張軍局長はこの文書の中で、国際社会に現れたBRICS各国の経済が衰退するという論調について、「これは、偏見であり、色眼鏡でBRICSの経済事情をみている」と批判しました。
最近、BRICSの経済成長スピードは相対的に落ちていることから、国際社会では、BRICS経済が衰退していくとの論調が出てきました。
張軍局長は、これについて、「BRICSの経済成長スピードが落ちているのは、外部の経済環境が悪化していることによるものである。そして、BRICSが自らマクロ経済を調整した結果でもある。つまり、BRICS内部の経済発展力が不足しているという問題ではなく、これまでに先進国で発生した流動性・債務危機・内需不足などの問題と根本的に異なる」と反論しています。(任春生、小山)暮らし・経済へ
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