暴力テロに反対し、テロリストの真相を暴き、ウィグル族同胞全員が一丸となって祖国の統一と新疆の安定を守っていくよう求める、ウィグル族の作家、詩人、学者ら200人あまりが署名した公開書簡がこのほど発表されました。
「沈黙しないことが私たちの責任と使命――ウィグル族同胞への公開書簡」と題するこの書簡には、「極少数のテロリストの引き起こした黒い嵐が我々の文明をぶち壊そうとしている。このような時に、もう沈黙していてはならない。一連の暴力的なテロ犯罪に、我々は憤りと憎しみを感じずにはいられない。これらの罪悪の発生とその継続を容認し、輝かしい文化を作り出した民族を暗闇の中へ引きずりおろそうとすることをどうして看過できようか。我々の良心は我々の沈黙を許しはしない。我々は立ち上がり声を大にして叫ばざるを得ない。やめろ!と。」と書かれています。
公開書簡はまた、「暴力テロ事件が起こる度に、我々の心もあたかも大型爆弾の攻撃を受け、ずたずたにされるかのようだ。我々民族、我々ウィグル人の1人1人が見えない形で、彼らに拉致され、侮辱を受けており、彼らにより顔に泥が塗られているのだ。暴力テロは一握りの狂気じみた、人間性を失った暴徒の仕業だ。彼らはいかなる民族、いかなる宗教も代表することはない」と指摘しています。その上で「ウィグル人一人一人は、まず自らの行動から始め、公職者は案内人としての役目をしっかり果たし、大衆の根本的利益のために、危い時に身を挺して立ち向かおうではないか」と呼びかけています。
さらに、「ウィグル人として、理性的に考えることがこれまで以上に求められている。とりわけ、詩人や作家は人類の魂のエンジニアとして、勇敢に責任を負う必要がある。社会の安定と祖国の統一は我々の神聖なる使命であり、人類文明の発展に対し、我々も同様に責任がある」と訴えています。(Yan、小山)暮らし・経済へ
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