朗読家で、NHK元アナウンサー・青木裕子さんの朗読交流会が北京で開かれました。

　「青木裕子の銀河鉄道の夜」と題したこの交流会で、青木さんは宮澤賢治の『銀河鉄道の夜』を専用の衣装で朗読し、朗読の楽しさや日本語の魅力を伝えました。

　この日は、来場者への朗読指導も行われ、インターネットや会場から募集した質問に対し、ユーモアを交えながら回答していました。

　青木裕子さんは、NHKアナウンサーを定年退職した後、私費で軽井沢に朗読館を作り、館長として精力的に活動しています。朗読をライフワークとして、日本各地で朗読会を開くだけでなく、海外でも朗読交流会を実施しています。今回は、昨年の韓国に続いて2回目の海外活動です。

　交流会には、130人余りの朗読愛好者や日本語学習者が参加しました。

　おしまいに抽選も行われ、なごやかに交流が終了しました。国際・交流へ