フランスの芸術家ポロ・グランジョン氏が手がけた紙製パンダ1600頭は9日、チャーター便に乗って香港国際空港に到着し、1ヶ月あまりのツアー・「パンダの香港観光・アイディアのある飼育」が幕を開けました。ポロ・グランジョン氏はマスコミに「パンダ展を通じて、人々にパンダと自然保護に対する関心を呼び起こしたい」と話しました。
パンダの世界というこのツアーはヨーロッパ5カ国で行われた後、初めて香港に着きました。紙製パンダ1600頭は尖沙咀のアベニュー・オブ・スターズ、香港海洋公園 (オーシャンパーク)、沙田競馬場など香港を代表する10ヶ所を回ります。
パンダ好きのポロ・グランジョン氏は、2008年から世界自然保護基金(WWF)と協力し、回収した古紙を材料にパンダを作り、世界ツアーを行っています。
1600という数字について、ポロ・グランジョン氏は「特別な意味がある。1600とは、今世界に生息する野生パンダの概数だ。市民に飼育と生育についての持続可能な発展に対して関心を持ってほしい」と説明しました。(Yin、小山)暮らし・経済へ
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