中国共産党中央政治局委員でもある中国国務院の李克強首相は10日、中国科学院第17回院士大会と中国工程院第12回院士大会で経済情勢に関する報告を行いました。
目下の経済状況について、李首相は「今年に入ってから、内外の環境が錯綜し、様々な困難と問題が入り交ざっている。そうした中、全国の努力により、経済の運営状況が全般的に安定しており、主な指標は合理的な枠内にある。構造調整に積極的な変化が見られ、市場の予測などにおいて、安定を保ちながらも好転してきている」と話しました。
その上で、「経済下振れの圧力は引き続き大きく、各地の発展は不均衡で、成長を制約する不利な要素も依然として多い。これに対して、冷静な認識と的確な把握が必要だ。確信を持つと同時に、気を緩めたり問題を軽視してはならない」と指摘しました。そして、「改革を続け、構造調整と国民生活の向上に引き続き力を入れることにより、通年ベースの発展目標の達成を確保していく」よう訴えました。
さらに、「情勢を正しく認識するためには、国の基本的な実情に立脚しなければならない。中国は依然として世界最大の発展途上国で、今後も長い間にわたって、社会主義初級段階に位置し、発展こそが終始もっとも重要な課題だ」と強調しました。
このほかに、イノベーションにより経済の質を高め、人材を生かすことの重要性も訴えました。(Yan、高橋)暮らし・経済へ
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