da
|
中国国務院はこのほど、『農村住民居住環境改善に関する指導的意見』を発表しました。この『意見』は、2020年までに全国の農村住民の住宅・飲用水・外出などの基本的条件に顕著な改善が見られるようにし、清潔で便利な居住環境をほぼ実現させると共に、それぞれの特色ある美しい村々を建設することを提案しています。
『意見』は、「現在、わが国の農村の居住環境の全体的なレベルは依然として低い。居住の条件や、インフラ施設、環境衛生などの方面において、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的建設という目標との差はまだまだ大きい」と指摘したうえで、「小康社会の全面的建設と社会主義新農村建設という要求に従い、農民の基本的生活条件の保障を最低ラインにして、農村環境の整備に重点を置き、住みやすい村の建設を目指して、長期にわたる努力を通じて、農村の生産と生活の条件を全面的に改善していく」ことを要求しています。
さらに『意見』は、以下の三つの任務を示しています。
一、 県にある村の体系を編成・完備し、インフラ施設と公共サービス施設の関連プロジェクトを確定すると共に、その建設の基準を定め、居住環境改善の重点と順序を明確にすること。
二、 重点作業に力を入れること。具体的には、基本的生活条件を全面的に保障し、2020年までに危険な住宅の改築工事をほぼ完成させると共に、引き続き農村の飲用水安全事業を推進し、村の道路整備に力をいれ、農村部の電力輸送網の改造をさらに進め、防災減災施設を完備すること。
三、 システムを完備させ、農村の居住環境の改善を継続して推し進めていくこと。(Katsu、小山)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |