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 <CICAサミット>習主席、自国のため他国の安全を犠牲にしてはならず

2014-05-21 15:42:24     cri    

 中国の習近平国家主席は21日、上海で「安全は全面的なものであるべきだ。他国の安全を犠牲にして自国の絶対的な安全性を図ってはいけない」と指摘しました。

 第4回アジア信頼醸成措置会議(CICA)首脳サミット第1段階会議は21日午前、上海で開かれました。習近平主席は会議を主宰し、『アジア安保理念を積極的に樹立し、安保協力の新局面を共同で創出しよう』と題する基調演説を行いました。

 習主席はその際「共同安全とはそれぞれの国の安全を尊重し保障することだ。安全は平等的なものであるべきだ。各国は地域の安全事務に参加する権利があり、地域の安全を確保する責任もある。いかなる国は地域の安全事務の独占を図り、他の国の正当な権益を侵害してはいけない」と指摘しました。

 また、習主席は「安全は包容力のあるものであるべきだ。アジアの多様性と各国の相違性を、地域の安全協力を促進する活力と原動力に転換し、主権を尊重し、独立と領土の保全を守り、内政不干渉などという国際関係の基本的な準則を堅持し、各国が自主的に選んだ社会制度と発展の道を尊重し、各側の安全に関する合理的な関心を理解しなければならない。第3者を対象にした軍事同盟の強化は地域共同安全の維持に役立たない」と述べました。(Yin、kokusei)

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