20140511新闻第七条
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タイで10日、失職したインラック首相を支持する組織「反独裁民主連盟」の支持者が、首都バンコクとナコーンパトムの境で、大規模な集会を開き、政権への支持と政権交代への反対を表明しました。
数千人にのぼる政権支持派が10日午後、ナコーンパトムからバンコクにつながる道で集会を開いていて、規模は拡大するとみられています。約3000人の警察官が秩序維持にあたっているということです。
政権支持派の主要メンバー、ティダ氏は「集会がいつ終わるのかは不確定だ。今後、バンコクに入る可能性は否定しないが、できる限り暴力衝突は避けたい」と話しました。
反政府派によるバンコクでの大規模なデモは10日も続いています。反政府派の指導者であるステープ氏は首相府で、「上院議長や関係する責任者は、一刻も早く新しい首相を選出すべきだ。政権支持派を含め、国の利益になる協力を展開するべきだ」と述べました。
また、プラユット陸軍司令官は10日、「クーデターは国を救う良い方法ではない。各方面が法による解決方法を模索し、暴力衝突は避けるべきだ」と話しました。(劉叡、山下)国際・交流へ
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