中国商務省の姚堅報道官は5日の記者会見で、「今年第1四半期（1月－3月）の中国サービス輸出入総額は1388億ドルに達し、去年の同じ時期より15.6％増えた。サービス貿易の輸入超過は去年の同じ時期より21％増え、328億ドルに上った」と発表しました。

　第1四半期、中国のサービス輸出と輸入はそれぞれ530億ドルと858億ドルで、去年より14％と16.6％成長しています。中国サービス輸入の1位は依然観光業で、第1四半期の輸入額は352億ドル、去年より20.1％増え、中国サービス輸入の41％を占めています。

　統計では、第1四半期のサービス輸出入額が中国の対外貿易（物とサービスの輸出入額合計）に占める割合は12.8％で、去年同期より1.6ポイント拡大しました。

　姚報道官は、「商務省は次の段階ではサービス貿易の発展をさらに重要な位置におき、サービス貿易発展の新構想を積極的に計画する方針だ」と表明しました。（Yin、大野）暮らし・経済へ