上海交響楽団コンサートホールが15日一般開放されました。
このコンサートホールは巨大な乗馬用の鞍を彷彿とさせる外観で、1200人収容できる大ホールと400人の室内楽ホールが設けられています。近くを走る多数の地下鉄による影響を防ぐため、地下に300組のスプリング除振装置が設置されており、中国初のスプリング式コンサートホールとなりました。
135年の歴史をもつ上海交響楽団は早くから西洋の交響楽を中国に紹介してきました。市の歴史を物語る復興中路に建てられたコンサートホールは新しい文化的ランドマークとなっています。
設計を担当した建築家の磯崎新氏と音響設計家の豊田泰久氏が、15日ホールを訪れ、初の一般公開に臨みました。(ジョウ、大野)旅行・文化へ
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