中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行、中国銀行と中国交通銀行という中国の5大商業銀行は今月31日まで、それぞれ2013年の営業業績を公表しました。それによりますと、昨年5大銀行の純利益総額は8702億元で、利潤成長率はいずれも10%以上になったということです。
そのうち、中国工商銀行の1日当たりの収益は7.2億元で、中国で最も儲かる銀行とされています。
一方、昨年、この5大銀行の不良資産も合計468億元に達しています。中国で経済が最も発達している長江デルタ地域と東南沿海部は不良貸付がよく発生する地域となっています。
アナリストによりますと、2014年、中国の商業銀行は内外環境からの大きな圧力を受けるほか、産能過剰の業界、不動産、地方政府融資プラットフォーム、シャドーバンキングは中国の銀行業が直面する4大リスクになります。しかし、全体から見れば、各銀行の不良債権比率は1%という安全ラインにあり、リスクを解消する資金も十分あるということです。(Katsu、Kokusei)暮らし・経済へ
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