洪報道官は「1999年、フィリピンは座礁した軍艦の撤去を明確に約束した。2003年、フィリピンは仁愛礁の問題で『南海各方面行動宣言』を違反しないと改めて表明した。しかし、現在、フィリピンは軍艦の撤去を拒否したうえに、鉄筋やセメントを運び、仁愛礁で施設を建築しようと企んでいる。これはフィリピンが自ら約束した『南海各方面行動宣言』に背いている」と話しました。
洪報道官は「更に驚くことに、15年前の軍艦座礁は仁愛礁を不法占拠するためだと発表した。現在のフィリピン政府は15年前の政府とは異なるが、国として自らの約束には責任を持つべきだ。公然と約束を否定することは、国際社会の信頼を失うことになる」と指摘しました。
洪報道官は「中国政府は、国家主権と領土の保全の問題における決心と意志は揺ぎないものだ。私たちは、いかなる形であっても、フィリピンによる仁愛礁の占拠や、フィリピンの『南海各方面行動宣言』違反を容認しない。フィリピンが南海で更なる挑発的な行動を取る可能性があり、中国は警戒を強める。フィリピンは全ての結果に責任を持たなければならない」と述べました。(劉叡、山下)
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