万鋼科学技術相は9日、「2013年、中国の科学技術恵民計画は著しい成果を収め、地方や企業、関連機構から65億3500万元の投資を募り、470以上の技術を普及させ、5100万人に恩恵をもたらした」と明らかにしました。

　今年、中国は引き続き民生に関わる科学技術の発展に力を入れていくということです。例えば、国民の健康促進や慢性病の予防とコントロールを促す国家臨床医学研究センターの建設や、『人類遺産資源管理条例』の立法、安全生産の強化、食品安全、テロ取締、自然災害のモニタリングと予報技術や設備の開発、公共安全の保障などが挙げられます。

　そのほか省エネと、廃棄物の排出削減に関する専門プロジェクトへの取り組み、クリーンエネルギーや資源の開発利用の効率化、クリーン生産技術の開発など、環境に優しい資源節約型社会の構築が急がれます。（01／10　Lin、丹羽）暮らし・経済へ