アメリカのケリー国務長官は18日、台風30号による深刻な被害を受けたフィリピンのタクロバンを訪れ、同国に2500万ドルを追加支援することを明らかにしました。これでフィリピンに対する米国政府の災害支援金が8600万ドルとなります。
台風30号により、フィリピンでは6000人あまりが死亡、1800人が行方不明となり、400万棟の家屋が壊れたということです。
ケリー国務長官はフィリピンのデルロサリオ外相と共に共同記者会見を開き、「中国の東海防空識別圏の設置を認めず、受入れられない。中国はこのような一方的な行動を避け、南海でこのような行動を取るべきではない」と表明しました。
ケリー国務長官の言論について、中国外務省の華春瑩報道官は18日、北京での記者会見で「東海防空識別圏の設置は防衛のためのものだ。ほかの国が設置できたが、なぜ中国は設置できないのか。国際的な道理はどこにあるのか」と指摘した上で、「関係方面が演出を止め、客観的かつ公正的に中国の措置を見るべきだ」と強調しました。(万、KOKUSEI)国際・交流へ
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