長さ32メートルの大型水墨画『孔子聖跡図』が15日に、孔子の故郷・山東省で一般公開されています。斉景公の引見から諸国巡遊の旅、杏壇での講義、晩年の生活など孔子の生涯が水墨画の密画の画法で分かりやすく描かれています。
主催者によりますと、孔子の足跡を描いた絵としては世界最長のもので、制作したのは現在、世界で用いられる孔子の標準像を描いた画家の古風氏です。
観覧に訪れた左双林さんは、「孔子は中国の独特の文化資源だ。32メートルの巻き絵では孔子の人生が綿密に再現されており、孔子の生涯及び儒教思想誕生の一部始終を直観的に見せてくれた」と感想を述べました。
なおこの絵は近くギネス記録を申請するほか、海外における儒教文化の紹介の一環として、2014年に海外での展示も予定されているということです。(Yan、吉野) 旅行・文化へ
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