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 「嫦娥3号」着陸機・巡視機、相互撮影に成功

2013-12-16 09:46:48     cri    


 15日の夜、「嫦娥3号」の着陸機と巡視機による相互撮影が順調に行われ、中国の月探査プロジェクトの第2段階が無事に成功しました。習近平国家主席と李克強首相は北京宇宙飛行コントロールセンターでこの様子を見守りました。

 15日の午後11時35分、習主席らは同センターのホールに置かれた大型ディスプレイで、着陸機と巡視機の相互撮影の状況を見守りました。画面には巡視機の全景カメラが撮影した着陸機の画像が映し出されました。一方着陸機は地形カメラで巡視機を撮影しました。地上とのデータ受信と処理を経て画面には探査車「玉兔号」と国旗がはっきりと映し出されました。月探査プロジェクトの総指揮を務める馬興瑞氏は「嫦娥3号」の任務が円満に成功したことを宣言しました。

 中国の無人月探査機「嫦娥3号」は今月の2日に西昌衛星発射センターから打上げられ、予定の軌道に乗りました。14日、月面への軟着陸に成功し、月探査任務を行っています。中国の宇宙探査機が地球以外の天体に軟着陸するのは初めてのことで、巡視と探査を実現しました。また中国の月探査プロジェクトの第2段階の目標が達せられたことになり、中国の宇宙開発の新たな一里塚となりました。このあと月探査プロジェクトは無人の自動サンプリング段階に入るということです。(玉華、吉野)暮らし・経済へ

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