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 東アジア日本研究の協力、各国の学者らが議論

2013-12-11 18:30:05     cri    

 4回目となる「東アジア日本研究フォーラム」がこのほど、韓国の釜山で開催されました。東アジアにおける6の国と地域の日本研究者やメディア人が集い、「東アジアの日本研究の国際協力と提携」をテーマに議論を繰り広げました。

 フォーラムは、「東アジアにおける日本研究の方向と展望」、「東アジアの国際協力のために」、「東における日本研究の可能性」、「国際共同研究の現況と展望」の4つのセッションに分けられ、行われました。

 基調演説をした早稲田大学の李鐘元教授は「歴史的な転換期にある東アジア地域において、断片化、短絡化されたイメージが社会全体に共有される現象が多く見られる。いかに総合的かつ多面的な知見を説得力を持たせ提供できるかが、東アジアにおける地域研究の重要な課題として浮上している」と指摘しました。

 中国大陸や台湾、韓国、日本、ロシア、モンゴルの日本研究者はそれぞれ、研究の現状を説明するとともに、東アジアにおける日本研究の社会的環境と可能性について、論点を発表し、国際協力のあり方や情報の共有方法、研究言語のなどについて、議論を交わしました。

 「東アジア日本研究フォーラム」は2010年12月、韓国の済州で第1回の発足大会が開かれ、中、日、韓の3ヵ国が交替で開催しています。今回は韓国日本学会と日本国際交流基金の共催で、韓国の秀林文化財団が後援しました。国際・交流へ

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