第16回中国・EU指導者会議が11月20日から21日かけて北京で行われ、『中国・EU協力2020戦略計画』が発表されました。これに対し中国外務省の宋涛次官は、「今回発表された計画は雄心に満ち、実務を重視した戦略的な青写真だ」と述べました。
今回の会議は、中国とEUが全面的な戦略パートナー関係を締結してから10周年の節目に開かれたもので、双方は新たな情勢の下で中国とEUの今後の関係発展と実務協力の深化について意見を交わしました。会議の成果について宋次官は、「まず、双方が新たな情勢の下で双方の全面的な戦略パートナー関係を堅持、深化、発展させ、実務協力を強化し、各自の発展に結び付けることに合意した。2番目は、『中国・EU協力2020戦略計画』を発表した。3番目は、中国とEU投資協定交渉のスタートを発表した。4番目は、都市化パートナー関係フォーラム、第1回起業協力対話と第6回エネルギー対話を開催し、エネルギー、農業、知的財産権などに関する重要な協力文書に調印した」と評価しました。
宋次官は、「中国は、EUと共に指導者らの共通認識を着実に実施し、各分野の協力を推し進め、中国とEUの全面的な戦略パートナー関係を今後10年で新たな段階に引き上げたい」と話しました。(劉叡、丹羽)
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