北京故宮博物院は2014年1月1日から、毎週の月曜日(祝日と休日、または夏休み7月1日から8月31日までを除く)を正式に休館日とすることを決定しました。休館日を設けるのは原状の文物や収蔵品などの保護や建物のメンテナンスのためだということです。
今年の1月から、故宮博物院ではこれまでの年中無休をやめ、オフシーズンのみ毎週月曜日の半日間を休館としていましたが、来年からは毎週月曜日を休館日とし文化財の保護に努めます。
昨年の1年間に故宮博物院を参観した人は1534万人で、1日平均4万人となります。特に夏休みの時期には1日に10万人以上が訪れ最高記録となりました。故宮博物院のスタッフの話によりますと「故宮は重い負担を抱えている。古い建築、文物、安全防備の施設にも影響があり、スタッフたちにも負担がかかっている」と話しました。このほど休館日を設けることによって、文物資源の節度ある利用が実現します。(トントン、吉野)旅行・文化へ
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