中国外務省の洪磊報道官は9日の記者会見で、「朝鮮半島の関係各方面は6カ国協議の枠組み内で関連問題を解決することを堅持すべきだ」と強調しました。

　韓国と米国の政府関係者が8日、両国は朝鮮の核脅威への政治、外交と軍事上などにおける具体的な対応措置を含む合同計画を制定し、10月始めにソウルで開かれる韓米安全保障会議でこれを正式に調印するとの報道について記者からコメントを求められた洪報道官は、「中国は朝鮮半島の非核化を実現させ、朝鮮半島の平和と安定を守り、対話と協商による関連問題の解決を一貫して主張している。今の情勢の下で、関係各方面は大局に着眼し、情勢の緩和に向けた行動をとり、共同で対話の再開に有利な条件を作り出すよう努力し、6カ国協議の枠組み内で関連問題を解決することを堅持すべきだ」と答えました。（劉叡）　国際・交流へ