第九回北東アジア博覧会開幕式で挨拶する
中国人民政治協商会議全国委員会の王家瑞副主席

　中国商務省と中国国家発展改革委員会、吉林省人民政府の共同主催による「第九回北東アジア博覧会」は９月６日に長春市で開幕しました。

　中国人民政治協商会議全国委員会副主席でもある中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長は開幕式で「一、政治的信頼を高め、対話と交流を続ける。二、貿易または投資での協力を拡大する。三、インフラ整備における協力を強める。四、持続的な発展を図る面での協力を深める」と北東アジア六カ国に向けて以上の提案を打ち出しました。

　日本経団連の米倉弘昌会長は開幕式で、「北東アジアは世界経済において、今日のように重要な地位を占める背景には、何よりも北東アジア各国が互いにウィンウィンの関係を作り上げることだ。今後、日本経済は環境、エネルギーをはじめとする様々な分野で北東アジア諸国との協力をさらに拡大し、ともに北東アジア地域の持続的な成長と繁栄を実現していきたい」述べました。

　中国－北東アジア博覧会は北東アジア6か国が参加する国際的な地域総合博覧会で、これまでに8回開催され、著しい成果を収めたということです。(取材：トントン) 暮らし・経済へ 

経団連の米倉弘昌会長が挨拶