このほど大手コンサルティング会社・ベイン・アンド・カンパニーが上海で発表した『2013年中国電子商取引市場研究』によりますと、中国のネットショッピングでの支出総額はすでに1兆3000億元(約21兆1000億円)に達し、まもなくアメリカを抜く勢いです。32%の年間成長率を保つ可能性があり、2015年には3兆3000億元(約53兆5600億円)に達すると見込まれています。
電子商取引は中国の消費者に、より多くの選択肢をもたらし、購入の方法を変えました。より重要なのは、電子商取引の購入者の嗜好がネットショッピングだけに限らず、実店舗の消費にも影響するということです。
今回取材に応じた人の半数が買い物をする前に、ネットで商品を捜索し、価格を比較すると答えました。また3分の2の人はスマートフォンで商品を探したり購入したりすると答えました。このほか、およそ半数近くがネットショッピングを選ぶ理由として価格が安いことを挙げています。電子商取引額は小売市場総売上高の6%を占め、消費力が高い一線都市と二線都市では9%に達しています。(李陽、吉野)暮らし・経済へ
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