先週から中国の大学は新学期を迎えています。そんな中、新入生に対する入学教育が注目を集めています。これまで中国の大学では、入学手続きに親が同伴でやって来て、何でも子どものために準備してしまうケースが多く、「親離れができていない」と心配する声もあがっていました。この状況を打開しようと一部の大学は様々な手段で新入生が自ら入学手続きをすることを奨励する策をとり、大学での独立した生活の第一歩を自らの力で踏み出すことを求めています。
清華大学は、「95後(1995年前後に生まれた人)」の新入生たちに独立した生活の理念を持たせるために、昨年に引き続き入学手続き場所に警戒ラインを設置し、親が子どもの替わりに手続きをできないようにしました。同大学では親たちが見学に来ることは歓迎していますが、入学手続き、日用品の購入、学生寮の掃除などは、子ども本人にやらせるよう呼びかけています。(牟、吉野)暮らし・経済へ
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