中国の中央銀行が9日に明らかにしたデータによりますと、7月末、広義マネーサプライ残高(M2)が105.24兆元に達しています。対昨年同期比14.5%増で、先月末より0.5ポイント、対昨年同期比0.6ポイントそれぞれ伸びたということです。
中国の大手証券会社である海通国際の胡一帆チーフエコノミストは「M2が小幅な上昇をした理由は主として、『ストックの活性化と新規増加分の活用』という通貨政策によるものだ。投資活動と経済成長の回復を支えていくため、中国は下半期も緩和した通貨政策を保っていくだろう」という見方を示しています。
なお、狭義マネーサプライ残高(M1)は31.06兆元で、対昨年同期比9.7%の伸びとなっています。(Yan、山下) 暮らし・経済へ
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