中国国家発展改革委員会は7日、合生元など粉ミルクのメーカ6社が「反独占法」という中国独占禁止法に違反したとして、合計6億7000万元に上る罰金を科すことを明らかにしました。

　この委員会の価格監督検査と反独占局の許昆林局長の話によりますと、粉ミルクメーカの合生元社に対し前年度売上高の6%に当たる1億6300万元（およそ25億6000万円）、また「ミード・ジョンソン（美賛臣）」社に対し前年度売上高の4%に当たる2億400万元（およそ32億6400万円）に上る罰金をそれぞれ科しました。この他「Dumex（多美滋）」と「雅培（上海）」、「富仕蘭（上海）」、「恒天然商貿（上海）」の4社に対してもそれぞれ前年度売上高の3%に当たる1億7200万元（およそ25億5200万円）、7700万元（およそ12億3200万円）、4800万元（およそ7億6800万円）、400万元（およそ6400万円）に上る罰金が科されました。（万） 暮らし・経済へ