中国芸術品市場はここ数年、世界で最も活気をみせていますが、その一方で、昨年のオークション市場のシェアは半分に減っています。
このほど、文化省文化市場局と中国オークション業界協会が「2012中国芸術品市場年次報告」と「2012中国文化財芸術品オークション市場統計年報」(以下「年報」と略称)をそれぞれ発表しました。2つのこの報告のデータはやや違いますが、市場シェアの減少趨勢と減少幅はほぼ同じです。
「年報」は、「昨年、文化財・芸術品オークション市場の成約額は2011年より47.88%減り、2008年の金融危機以来初めての減少となった。それは高価格のオークション商品が激減したことが原因だ」としています。
芸術市場研究センターのゼネラルマネージャー馬学東氏は、「オークション市場では調整が激しくなっている一方で、芸術品の輸出入や画廊などの業界では成長が見られた。したがって、芸術品市場はこれからは依然として成長するだろう」と述べています。(玉華)旅行・文化へ
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