20130729新闻第五条
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米国務省は28日に、イスラエルとパレスチナの代表が29日と30日の2日間の日程で、ワシントンで和平交渉を再開することを明らかにしました。
イスラエルのリブニ法相とパレスチナの和平交渉責任者のアリカット氏など両国の高官が29日の夜から始まる直接協議に参加し、今後数ヶ月の和平交渉の進め方を定める「作業計画」を確定することになりました。
米国務省が発表した声明によりますと、ケリー国務長官はこの日イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナのアッバス大統領に電話し、ワシントンへ高官交渉代表団を派遣し、正式に最終的地位問題について直接協議するよう求めました。
一方、パレスチナによる和平交渉の前提条件の一つを満たすため、イスラエルは28日に同国の監獄に拘留されていたパレスチナ人104人を釈放することを決定しました。またパレスチナは交渉が、1967年の第3次中東戦争直前の境界線に基づくことを保障するよう米国に求めたほか、入植地の建設を停止することをイスラエルに要求しました。これに対して、イスラエルのネタニヤフ首相は、前提条件を設置しない原則の下でパレスチナとの和平交渉を再開するとの考えを示しました。(Katsu、吉野) 国際・交流へ
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