2013年上半期全国自動車情報発表会が16日、北京で開かれました。中国自動車流通協会の羅磊副秘書長が自動車ディーラー在庫状況を分析したほか、自動車販売業者がメーカーの生産過剰や拡大しつつあるネット販売といった圧力を抱えていると指摘し、厳しい現状を明らかにしました。
中国自動車流通協会によりますと、「今年上半期は、1月を除き在庫係数がいずれも1.5という警戒線を上回った。2015年に、国内主要メーカーの生産は4000万台に達すると見込まれ、過剰な生産能力の圧力を抱えている。このほか、業者のネットでの拡大が迅速に進み、自動車卸しのコンサル会社によると、2012年自動車販売店は前年に比べ16.6%増で2万1139社にのぼり、自動車市場の成長に対し大きく上回っている。このため、異なるブランド間による販売競争のほか、同じブランド間の競争も激しくなり、最終的に、生産増の割に収益増が見込めない状況に陥ってしまうだろう」ということです。(閣、山下)暮らし・経済へ
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