中国外務省の華春瑩報道官は20日北京での定例記者会見で「どんな国でも、権威者と名乗って他国に対しいわゆる『ランク付け』をする資格はない」と強調しました。
報道によりますと、米国国務省が発表した2013年度の『人身売買に関する年次報告書』で、中国を「第2段階のウォッチリスト(Tier2 WatchList)」から最低ランクの「第3段階(Tier3)」に引き下げたということです。
これを受けて華報道官は「中国政府は、各種類の人身売買への取締りや被害者の権益保障を重視している。また、国内の関連法律を絶えず完全なものにすることに努め、また法執行と司法措置を強化していると共に、各国との協力を展開している。中国は、確固たる努力により確実な成果をあげている。それは否定されてはならないものだ」と述べました。(ミン・イヒョウ)
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