中国古代の政治家、詩人である屈原の故郷、湖北省秭帰県帰州鎮では12日の端午節(旧暦の5月5日)を前に、7日に屈原の銅像を建て、屈原の子孫や地元の人々が記念行事を行いました。
屈原は戦国時代の楚の国の政治家でしたが失脚し、国の前途に失望したため、旧暦の5月5日に川に身を投げました。これを知った地元の人たちは、屈原の遺体が魚などに食べられるのを防ぐため、チマキを川に投げ込みました。これが端午節の由来だという一説もあります。
地元の秭帰県では、屈原にまつわる口承文学や民話、詩歌、風習が古くから伝わり今も残っています。(鵬、吉野) 旅行・文化へ
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