電気自動車のカギをもらった6人
中国の北京市は本格的に電気自動車の個人消費時代に入りました。
20日に「電気北京・パートナー計画」と題したイベントが清華科学技術園で行われ、自主ブランドの電気自動車15台と11ヶ所の充電スタンドが同園内に設置されました。レンタル料は2時間利用で49元(およそ820円)で、1日利用では99元(およそ1650円)となっています。
唯一の高速充電スタンド わずか40分で充電完成
このレンタル店は北京市で初めての電気自動車専門レンタル店で、電気自動車がこれまでに利用されてきたバス、タクシー、清掃トラックなどのサービス分野から、一般市民の日常生活へ進出してきたことを示しています。
北京市初の電気自動車レンタルプロジェクトの実施地区として、清華科学技術園は50ヶ所の駐車スペースを用意し、第1陣として電気自動車15台を導入しました。設置された充電スタンドは全部で11ヶ所でそのうち1ヶ所は高速充電スタンドとなっており、電気自動車11台が同時に充電することが可能です。
電気自動車は充電後120キロから160キロの走行が可能
北京市科学技術委員会の責任者は「清華科学技術園をはじめ、年内にも新たに12ヶ所の科学技術園で、充電スタンドと電気自動車を導入し、レンタルサービスを開始する。2015年には20ヶ所にまでサービスを拡大し、低速充電スタンドを300ヶ所、高速充電スタンドを30ヶ所設置する予定だ」と述べました。(Yin、吉野) 暮らし・経済へ
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