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イスラエル首相北京着、貿易協力強化が第一の議題

2013-05-08 14:30:29     cri    

 中国を訪問中のイスラエルのネタニヤフ首相は8日午前上海から北京に入りました。中国外務省によりますと、北京では習近平国家主席、李克強首相とそれぞれ会談し、双方は一連の協力文書に調印する予定で、中国とイスラエルの貿易協力強化が、今回の訪問の第一の議題だとみられています。また、イスラエルは、中国がイスラエルとパレスチナの関係改善にさらに大きな役割を果たすことを期待しています。

 最初の訪問地上海に到着した日、歓迎晩餐会でネタニヤフ首相は、イスラエルと中国の経済貿易協力について、「イスラエルの技術と中国の巨大な生産力が全世界の収容能力とうまく結びつけば、双方にとって大きな利益になるだろう」と語りました。

 現在、中国はイスラエルにとって、アジアで最大、世界でも3番目の貿易パートナーであり、イスラエルの重要な対外投資目的国として、主にハイテク技術、新エネルギー、環境保護、農業、生物医薬などの分野で投資を受け入れています。

 中東問題の専門家でもある、現代国際関係研究院の李紹先副院長は、「イスラエルと中国が国交を樹立してから20年、双方の貿易額は当初の5千万ドル足らずから、現在の100億ドルにまでなった。今回の訪問には、経済担当大臣を始めとする主要閣僚や多数の企業家からなる強力なメンバーが随行しており、両国の協力、とくに経済貿易の協力推進に大きく作用するだろう」と語りました。

 両国関係と協力の強化のほか、イスラエルとパレスチナの和平プロセスも会談の重要な課題とされています。李副院長は、イスラエルは、和平プロセスで中国がより重要な役割を果たすことを終始期待している、と語りました。

 北京滞在期間中、ネタニヤフ首相は、さらに中国共産党中央党校で講演を行うほか、万里の長城を見学する予定です。(イツゴウ、大野)

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